2017年05月01日

2014.07.18(金)(27)[ヨシヅヤ海津平田店]と十六銀行のこと

 バス停の先にある今尾俵町という交差点から、左前方にヨシヅヤの看板がやっと見えた。あれは店舗の塔屋であろう。やはり、さっき田んぼの真ん中ではるか彼方に見えたのは、この看板であった。その先、今尾昭和町2の交差点角にはタクシーの営業所があった。スイトタクシーは海津市のコミバスを運行しているスイトトラベルのタクシー部門である。タクシー会社の奥に「今尾商店街」というアーチが付いていた。アーチの向こうはさみしい商店街、というかすでに商店街の体をなしていないようだ。
 それはいいが、ヨシヅヤはいったいどこにあるのだろうか。看板はさっき左に見えたのだけれども。さっきヨシヅヤへの道を尋ねた時に、サークルKの店員が信号を「左に入れ」と言ったのは、斜めに入れではなく、左に完璧に曲がれということだったようだ。
 と思ったが、こちらから行ってもやはりヨシヅヤに遭遇した。後で知ったが、ヨシヅヤ海津平田店の敷地は2本の道路に挟まれていて、こちらの道は敷地の西側であった。ヨシヅヤ東側を南北に走る道は、さっき通った「今尾」の交差点につながっている。ヨシヅヤの北隣には平田郵便局があり、集配センターを持つようだ。
 西側でまず目に付くのは十六銀行の看板で、「ATM/十六銀行」と書いてある。大垣信用金庫、大垣共立銀行という看板も見える。敷地に自転車を乗り入れると、建物の南側外壁に共同キャッシュコーナーの自動ドアがあった。制覇目標はここであった。
 キャッシュコーナーは、大共と大垣信金で一つのスペースを仲良く2つに分けて使っている。十六銀のATMは別の場所にあるようだ。機械は大共と信金で1台ずつあって、大共はここへ来ると沖電気のATMが入っている。新型の「バンキット・プロ」だが、手のひら認証対応にはなっていない【注1】。大垣信金の方は、いまとなってはすっかり旧型ATMと化したオムロンJXが1台だけ置かれていた。両ATMとも、母店は今尾支店である。夜のクローズ時間は大共のほかの店舗外ATMと異なり、19時となっていた。機械を操作。10:53、[ヨシヅヤ海津平田店]を制覇した。

 今尾支店ヨシヅヤ海津平田店出張所は、今尾支店4番目の店舗外ATMとして、ヨシヅヤ海津平田店が開店した1994年7月に開設された。当初は十六銀行との共同設置で、長いことATMではなくCDとして運用していた。2001年度中にATM化されたが、その際に大垣共立銀行の単独設置となったようだ。今尾支店の代理店化にともない、母店は2015年2月2日から海津支店に変更された。
 「ヨシヅヤ」の運営会社は葛`津屋といい、愛知県津島市に本社を置く。もともとは呉服店だったが、戦後の流通革命の中でスーパーマーケットを新たな経営の柱とした。CGCグループ加盟で、津島を中心に愛知県南西部に店舗網を広げており、岐阜県にも3店舗を持つ。海津平田店はそのうちの一つで、1994年7月に開業し、2008年夏から秋にかけて大改装を行っている。店舗は2階建てで、屋上駐車場も持つしっかりとした建物である。

 この敷地内には、十六銀行も店舗外ATMを出している。次の目的地へ行く前に、ちょっとだけ見ておこう。岐阜県の金融機関は店舗外ATM小屋の意匠に工夫を凝らしたところが多い。十六銀のATM小屋は紺色のゴツいフレームで、正面出入口の上部に行章をあしらった凸形の赤い看板の付いたタイプが一般的である。そう思って東側の正面玄関横に行ってみると、ここは白い箱型のありふれたATM小屋であった。機械は1台のみ。
 ところで、気になっていることが一つある。さっきスイトタクシーの隣に眼科があったのだが、駐車場に立っている八角形の看板は、輪郭が十六銀行の看板とそっくり同じなのである。銀行の看板は結構堅牢にできているらしく、銀行の拠点が廃止されても看板だけ再利用されるケースも多い。この点からすると、十六銀はかつてここに営業店を出していたが、統合した可能性が高いと思われた。駐車場の柵が真新しいからそこが十六の店舗跡かも知れない。後で調べてみると思った通りで、十六銀行今尾支店は、現在眼科の駐車場となっているスペースにあった。1988年3月に出張所として出店、1994年2月に支店昇格したが、2006年4月高須支店に統合されている。
 なお、今尾支店の統廃合に触れたついでに、ここまで書く機会のなかった十六銀南濃支店についても触れておきたい。同行南濃支店は、近鉄養老線(現養老鉄道)駒野駅の西1kmほど、かつての街道筋と大桑国道が交差する地点にあった。十六銀はこの店が現海津市域で最も古く、1983年12月の開設だったが、2003年10月に高須支店に統合されている。跡地は現在では更地になっている。代替の店舗外ATM[南濃]は、支店跡から150mほど南、大桑国道バイパスに面したファミレス「ココス」の駐車場内にある。こちらのATM小屋は前述した紺色のものである。
 述べたいことはここからである。ココスの向かい側には台湾料理の店があるが、この台湾料理店はかつてはコンビニで、サークルKこまの店といった。大垣共立銀行は、ここに[サークルKこまの店]という店舗外ATMを出していた。大共はサークルKサンクスと提携してコンビニATM「ゼロバンク」を展開しているが【注2】、ここはゼロバンクではなく、平屋建てのコンビニ建築の隣にATM小屋を建てて営業していた。設置は1995年4月、母店は南濃支店であった。2005年度中(夏以降)に廃止されている。

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 【注1】現在は手のひら認証対応の機械が入っている。
 【注2】2017年7月以降、ゆうちょ銀行のATMに順次置き換えられることになっている。
posted by 為栗 裕雅 at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 大垣共立銀 岐阜県海津市+2町完全制覇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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