2017年05月09日

2014.07.18(金)(35)[イオンタウン輪之内]を制覇

 イオンのショッピングセンター「イオンタウン輪之内」にようやくたどり着いた。正確には、敷地南東の端っこにたどり着いただけであるが。なお、手前の森だと思った部分は、敷地の端に植えられた木が成長しただけであった。
 ここは、平屋建ての郊外型ショッピングセンターである。したがって敷地面積はやたらに大きい。敷地は県道羽島養老線の北側にあり、県道に面したところに「イオンBIG」と大書した建物が建っている。大垣共立のホームページによると、店舗外ATM[イオンタウン輪之内]はザ・ビッグの北側だそうなので、敷地のはるか奥にイオンの大きな建物が見えるけれども、そこまでは行かなくて済む。目の前に建つBIGの建物に沿って、自転車で走って行けば良いわけだ。それにしても、「イオンBIG」というのはどんな業態だろうか。
 BIGの西側にあるメインゲートから敷地に入った。ゲートの脇から建物に沿って、屋根付きでインターロッキングの歩道が整備されており、歩行者と車のエリアを明確に分けている。通路は途中で二股に分かれていて、車は左の方に行くことになっている。駐車場入口に掲示が出ていて《調整池兼用のため大雨時場所により30センチ以上冠水します、進入にご注意ください》とあった。言われてみると、駐車場の敷地は県道より低くなっているようであった。メインゲートの横はガラスの温室のようになっており、多分かつてはここで園芸用品とか花とか扱っていたのであろうが、封鎖されていた。
 自転車の私は、歩行者のエリアである右側に勝手に入ってきた。建物に沿って走ってくると、BIGも結構大きな建物のようだ。このSCは、平屋建ての建物が複数コの字形に並び、コの字の内側に駐車場がある。南東隅は前述のとおりイオンBIG、その北側には南北に細長い建物が1棟。北端に東西に細長い建物が1棟つながり、さらにその西側にイオンの大きな建物がある。
 「イオンBIG」は、特に変わったところのないスーパーマーケットのようであった。BIGの建物に沿って走ってくると、角を曲がった北端にメガネ店(メガネスーパー)がある【注1】。空きテナントがいくつかあって、ゲームセンターと靴屋、百均(ダイソー)があって、それでこの建物は終わりである。テナントが歯抜けになっているのはともかく、駐車場はインターロッキングの端の方が少し崩れているし、駐車スペースに引いてある白い線もだいぶかすれてきている。小さな紙切れが1枚、風に舞っていた。
 メガネ店の横、壁面東端に、見つけた。共同キャッシュコーナーの自動ドア。キャッシュコーナーは、建物に囲まれた一角にあるという印象であったが、いちおう「キャッシュコーナー」という赤い立体文字が白いパラペットに取り付けてある。中に入ってみると、手前からゆうちょ銀・大垣共立・十六銀・大垣信金・JAにしみのの順でATMが並んでいる【注2】。共同キャッシュコーナーには金融機関6機関分のブースがあるが、一番奥はシャッターが閉まっており、使われていない。入口側から2番目にある大垣共立銀行ATMの母店は今尾支店で、手のひら対応のFV20が1台のみ置かれていた。利用客が一番多いのは、大共ATMのようであった。機械を操作。12:29、[イオンタウン輪之内]を制覇した。

 今尾支店イオンタウン輪之内出張所は、イオンタウン輪之内ショッピングセンターのグランドオープンに合わせて1998年10月に開設された。今尾支店管内では最も新しい店舗外ATMである。2015年2月、今尾支店の代理店化に伴い、母店は海津支店に変更された。
 輪之内町は安八郡に属する町で、北に隣接する安八郡安八町には、大共の安八支店がある。そちらを母店とせず今尾支店を母店にしているということは、大共は輪之内町を海津市の影響下に置いていることになるが、これから行く[輪之内町役場]も今尾支店が母店なのだろう。実は、輪之内町と安八町は仲があまり良くないらしい。前述した「安八豪雨」の際、輪之内町が輪中堤の切割をすべて閉め切ったことで、安八町は洪水の水深が深くなり、水害がより酷いものになったからである。自然条件の厳しいところでは、こうした自然との戦いに伴って集落同士で感情がもつれることがままあるようだ。水の少ない地域での水争いなどもそうだが、古くはそれが作物の収穫の有無から生死に関わってくるだけに、深刻である。
 ところで、通帳記帳をかけてみると、ここの店名表示は<イオンタウン>となっている。大共には「イオンタウン」と付く店舗外ATMが、輪之内のほか養老・大垣・各務原と全部で4か所ある。他の店と重複することはないのだろうか。

 さて、前述したように、このSCは複数の平屋建ての棟で成り立っている。敷地の一番奥にある棟が最も巨大に見える。この棟の東側に〔ザ・ビッグ輪之内店〕という輪之内町コミュニティバスのバス停があった。私が把握しているこのSCの名前は「イオンタウン輪之内」であって、BIGは敷地東側の建物だけのハズだ。しかし、どう見てもこちらの建物がこのSCを代表するような位置にあって、バスの発着スペースなども用意されている。
 どうも様子が変であった。一番奥の巨大な建物は、入口横の掲示板も真っ白だし、営業している様子が見えないのである。買い物ができるのか。そういえば、BIGのオレンジ色の看板は、結構新しい。ということは、逆に「ザ・ビッグ」という名前の方が新しいのかも知れない。
 そう思って見直すと、思ったとおりであった。敷地北側の大きな建物は、隅の方でソフトバンクのケータイ店1店だけが営業しているが【注3】、それ以外の部分は出入口にコーンをたくさん並べて封鎖している。閉鎖された店舗は、食品スーパーの「マックスバリュ」として営業していたようだ。《第一種大規模小売店舗 設置者名ジャスコ株式会社 表示年月日平成9年7月7日》の表示があった。なるほど、ここは「イオンタウン輪之内」として開業したものの、戦線縮小したのだろう。表の駐車場入口横に立つ看板だけは「イオンタウン」のまま残っているが。
 イオンタウン輪之内SCは、オープン時点では売り場面積12600u、コンクリート平屋建ての5棟で、650台が収容できる屋外駐車場を備えていた。輪之内町を中心に、輪中地帯という限定されたエリアに商圏を設定したのが特徴で、当初は毎週火曜日を定休日としていた。店舗は衣類など日用品のディスカウントストア「メガマート」と、食料品スーパーの「マックスバリュ」を中心に、町内の2店を含む9つの専門店が出店してスタートした。年商は専門店を合わせて55億円を見込んでいた。
 輪之内のイオンが大きく動いたのは2011年の秋から冬にかけてで、この年の10月に日用品を扱っていたメガマートが閉店。その店舗跡を改装し、12月にオープンしたのが現在の「ザ・ビッグ輪之内店」である。ザ・ビッグは食料品ディスカウントストアと呼ぶべきもので、一品あたりの入荷数量を増やし、商品は段ボールのまま大量陳列して補充回数を減らし、コストを抑えている。同じ敷地の中にあったマックスバリュは、ビッグの開店2週間ほど前に閉店したとみられる。

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 【注1】「めぐ」後間もなく、2014年夏に撤退した。撤退跡には町の福祉協議会と観光委員会がサロンを兼ねた観光案内所を設置している。
 【注2】ゆうちょ銀行はその後撤退した。
 【注3】その後撤退した。なお、同じ棟と見えたのは別棟と判明した。
posted by 為栗 裕雅 at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 大垣共立銀 岐阜県海津市+2町完全制覇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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