2009年09月05日

2008.09.10(水)(5)もろもろ思うことがあった大船支店

 大船駅南改札の東側は、再開発があまり進んでいないエリアである。道幅も狭く、昔ながらの駅前風景が広がっていた。
 駅前交番の横からまっすぐ奥へ。何となく商店街になっている感じで、「仲通り商店街」という名前らしい。この時間は人通りが結構あって賑わっており、昭和40年代に開発された新興住宅地という感じがする。正面の左前方にみずほ銀行の大船支店が見えるが、みずほになってからの新築移転店舗である(店籍は旧日本勧業銀)。地図で見ると静岡銀・みずほ銀・三井住友銀(旧太陽神戸銀)と各行の大船支店が並んでいる。左奥には横浜銀行の大船支店。ゴミゴミした商店街の中に紛れてしまった感じがするが、りそなの新店舗はどこにあるのだろうか。
 ビッグアップルというパチンコ屋があって、建物の形に見覚えがあった。これが、りそな大船支店の旧店舗にほかならない。そして、パチンコ屋の角で左に曲がると、奥にりそなの新店舗が見えた。色つきの切り抜き文字が壁面に付いたグレーの建物というあたり、りそなで主導権を握っているのが旧大和銀行なのだと思わずにはいられない。隣りはどう見てもパチンコ屋の駐車場で、そちらの方が目立っている。とりあえず建物の写真だけ撮ってしまうが、道幅が狭いのと逆光のせいであまり良い写真は撮れなかった。
 支店建物の左1/3は駐車場だが、客用ではなくて行用車専用のようだ。客用の場所をあとで窓口で聞いてみることにする。店先には、1階ATM・貸金庫、2階営業窓口、という緑色1色の看板が出ている。りそなのシンボルカラーは緑とオレンジの2色なのだが、最近はオレンジをあまり使わない傾向にあるようだ。多色を使うとお金がかかるからなのか、無彩色+1色という配色に慣れた旧大和銀のセンスなのかは定かではない。個人的には、アクセントカラーとしてもっとオレンジを活用してもよいと思う。
 入口ガラス部分には代理業務の一覧表が貼ってある。内容は確実に間違っているのではないかと思う。「埼玉県指定金融機関【注1】」というのは埼玉りそな銀行のことだろうし、「神奈川県指定金融機関」はりそなグループには該当しない。逆に、自信を持って名乗ってよい「大阪府指定金融機関」の称号はここにはみられず、どういうわけか「大阪府収納代理金融機関」となっている。指定金融機関関係でいうと、忠岡町(大阪府泉北郡)。同町の指定金融機関は一応りそな銀(泉大津支店)だが、なぜこんな大阪の町の名前がいきなり入っているのだろうか【注2】。ここは神奈川県鎌倉市のハズなのだが。泉大津支店の一覧が間違って掲示してあるのかとも思ったのだが、りそな銀は泉大津市の指定金融機関になっているから「泉大津市収納代理金融機関」というのもおかしいのである。全くナゾだ。

 入ってすぐ右側に2階に上がる階段があって、上がっていくと左に見下ろす形でエレベータと貸金庫室入口が見える。2階窓口室に入って行員に駐車場のことを聞いてみると、店の前から奥に入ったところに10台分の契約駐車場があり、そこが満車の場合はさらにその先に5台分+5台分とあるのだそうだ。どのような駐車場戦略なのか、自動車王国・群馬県出身の私にはわかりにくいと思える。車で外出するのが当たり前のこの時代に「車で来にくい店」というのは、どういう意味があるのだろう。支店の真横を、行用車ではなく客用の駐車場にはできなかったのか。ただでさえ支店は狭い一方通行路に面している。ここは富裕な住民の多い地域で、車の普及率は他所よりも高いだろう。こういった人々は、ガソリンが少々値上がりしたからといって、車での外出を控えたりはしないのである。
 新築したばかりの店なので、店内は最近のりそなの標準タイプである白い内装になっている。キャッシュコーナーはATM6台+記帳機+両替機で8台分の枠にはまっている。機械は左の4台が沖電気のATM21B。前面に鏡のついた機種である。機械番号でいうと5番は、何と富士通ファクトVのモデル20であった。たぶんペイジーの読み取り装置がついているからだろう。6番が沖電気の最新型「バンキット」、そして7番が富士通の記帳機、そして8番が両替機。りそなグループではこれから沖電気の機械が淘汰されていく方向のようだ。14:40、大船支店を制覇した。
 大船支店は、1965年7月に協和銀行大船支店として開設された。協和の大船への出店は都市銀行としては第1号である。1975年12月に西鎌倉、1985年12月に観音前と、有人出張所を2か所に開設しているが、そのうち観音前出張所は1996年7月に統合されている。現在の店舗は2006年7月10日に営業を開始した。

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 【注1】指定/指定代理/収納代理金融機関:「指定金融機関」は、地方自治体が公金の収納・支払の事務を取り扱わせるために指定する金融機関。地方自治法に基づき議会が議決して指定される。指定金融機関となった金融機関は、自治体の長が指定する金融機関を「指定代理金融機関」に指名することができる。さらに別の金融機関を「収納代理金融機関」として、収納業務のみ行わせることもある。
 【注2】忠岡町指定金融機関:泉州銀・りそな銀・大阪信金・JAいずみの・三井住友銀の交代制。
posted by 為栗 裕雅 at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | りそめぐ2008初秋 湘南セプテンバーストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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