2017年05月10日

2014.07.18(金)(36)役場に向かって走れ!

 さあ、次の目的地[輪之内町役場]へ向かおう。ここから2km強、9分ほどでたどり着く予定である。
 イオンタウン輪之内の西側を県道(219号安八平田線)が南北に走っており、輪之内郵便局とファミリーマート(輪之内町店)が隣り合っている。柵で囲まれた郵便局の敷地に郵便車が止めてあるから、この局は配達業務を行っているのだろう。ファミマは盛況のようだったが、イオンタウンの中でコンビニをやった方がまだ相乗効果で集客できるのでは、と一瞬思った。イオンの施設にコンビニが入るとしたらミニストップになるハズだから、ファミマではあり得ない。なお、イオンの駐車場の外れに、店舗外精米機が見えた。
 ファミマに入って、「ファミチキ」を1つ買い食い。ついでに雑誌売り場で地図を立ち読みした。さっき地図なしで押し切って大失敗したから、今度はかなり慎重になっている。地図によると、輪之内町役場は県道羽島養老線をさらに西に向かい、川に遭遇したところで左に曲がれば良いようだった。役場のそばにはJAのカントリーエレベーターがあるそうで、これが目印となるだろう。このあたりは使われている農機も巨大だし、カントリーエレベーターもある。こんな雄大な、北海道のような農業経営が岐阜県で行われているとは、この地に来るまで想像できなかった。濃尾平野は古くからの農業地帯であって、前述したとおり設立当初の大垣共立銀行は、米の売買代金決済のため西濃地区各地に支店を置いていた。最近でも、系列シンクタンク内に農業専門の研究所や実証農場を開くなど、大共はアグリビジネス振興に力を入れている。

 ファミチキを1枚食べただけだが、かなり元気が湧き出た気がした。行動再開である。
 郵便局やファミマの南にある、西之川という交差点で右折した。相変わらず県道30号羽島養老線を西に進む。何を栽培しているのか知らないが、続く水田地帯の中に温室があった。少し風が出てきたようだ。
 走ってくると、地図に出ていたとおり用水路のような川があったので、そこに架かる橋のたもとで左に曲がる。さほど大きな川ではないが、とにかく川沿いに南に進んでいくと、左手に町役場があることになっている。川の名前はさっきファミマで見た地図に書いてあるのを見たが、忘れてしまった。後でチェックすると、中江川ということであった。高須で遭遇した大江川の親戚であろう。
 川沿いの道は、対面2車線白破線センターライン。歩道こそ整備されていないものの、路側帯が車道の幅ほど広く取られている。白緑色のガードレールで隔てられた川は、流れがほとんどなく、濁った水がよどんでいる。このあたりは低地で標高差がないから、揖斐川をはじめとして、どの川を見てもほとんど流れていない。ガードレールのガードの部分は、工事現場の足場用と同じぐらいの太さのパイプを3本、丸柱に取り付けたスタイル。ただ、ここはちゃんと塗装をして全体を白緑色にしてある。
 護岸工事は昭和40年代の施工だろうか。結構古い時代になされたようで、コンクリの構造が簡素である。護岸上部とアスファルト舗装との間にある土の部分には、樹木が複数植わっている。自然の木かと思ったが、よくよく見ると木の種類は一定しており、さらによくよく見ると土管のようなものを立てた中に土を入れて木を植えているようだ。土管は相当に泥だらけで苔むしてもおり、木が生えていない空の土管もある。下に目をやると、水の中に何やら生き物がいるのが見えた。
 田んぼの真ん中に、住宅が何軒か固まって建っている。その向こうには、たしかにカントリーエレベーターらしきものが見える。そばにある4階建てぐらいの建物が町役場なのであろう。手前の住宅地には一戸建て住宅が十数軒、それから一戸建てとテイストが同じ集合住宅が2〜3棟見られる。この界隈の土地は、サブリース会社の大東建託がまとめて開発を請け負ったように見える。田んぼの真ん中にこんなに賃貸住宅を建てて、部屋が埋まるのだろうか。
 相変わらず水田地帯が続いているが、道路に面した土地は休閑地が多かった。耕作している土地が隣にあると、休閑地にも遠慮なく水が入って来てビチャビチャになる。役場だと思った5階建ての建物は、輪之内ビラという介護老人保健施設であった。クリニックが併設されているという。入居している老人専用の医療施設なのかも知れない。

 これまでずっと川の東側を南進してきたが、「輪之内町役場左」の矢印看板が橋を渡った向こう岸(西岸)に立っているのを見た時、私は一瞬頭がくらくらした。役場は川を渡った西岸側にあるのだろうか。リサーチと明らかに違うが、まあ現状優先にするのがこうした場合の大原則だろう。私は橋を渡った。
 西岸側の道は、車は通れなくはないものの少し幅が狭まり、対面2車線でもなくなった。アポロンスタジアムという野球場の前まで来ると、川を挟んだ向かい側に巨大なカントリーエレベーターが見えた。「JAにしみの」と大書してあるから、今日何度も遭遇している西美濃農協の持ち物なのであろう。前方からバスがやって来た。イオンタウンを通って岐阜羽島駅へ行く名阪近鉄バスである。この、アポロンスタジアムの先が役場なのだろうか。
 後で知ったが、箱モノ整備で作った感じが強く漂うこのエリアは「輪之内町プラネットプラザ」という。中心施設が、輪之内町役場と輪之内文化会館、それにアポロンスタジアムと町立図書館である。文化会館前のロータリーはバスターミナルのような機能を持っていて、名阪近鉄バス(大垣行き・岐阜羽島行き)と町のコミバスが集結している。公共施設がたいそう立派であるが、こういうものを作ってしまって青息吐息なのか、それとも大規模農業で稼いでいるのかは知らない。

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posted by 為栗 裕雅 at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 大垣共立銀 岐阜県海津市+2町完全制覇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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