2017年05月24日

2014.07.18(金)(50)続いて、押越出張所を制覇

 トミダヤの東側を南北に走る大通りに出たところに、ニューディスカウントストアと書いてあるスーパーの空き店舗があった。「フードパワーセンター ケイ・バリュー」という看板が残っているが、鉄骨などはサビサビだし、廃業してずいぶん経つようだ。この店舗跡は[松山]のところで触れた「かどます」が経営していた店舗の一つで、ケイ・バリュー高田店(かどます高田店改め)である。かくのごとく、この近所には個人商店よりは規模の大きな商業施設が、残骸も含めて複数あるのだった。
 そんな様子を見ながら、対面2車線黄色センターラインの道を行くと、NTTの営業窓口のしもたやとスーパーのそれが面する、押越南という交差点。ここで、県道215号(養老垂井線)と96号(大垣養老公園線)が分かれる。交差点名は押越南だが、地名でいうとここも石畑となる。交差点の北側に、JAにしみのの高田支店が見える。農協そのものに少し触れておこう。1999年7月、美濃西部の6つのJA【注】が合併して「JAにしみの」になった。ここは旧JA養老(養老郡農業協同組合)の本店で、広大な前庭に相当大規模な植え込みがあったりするなど、合併前の農協本店として一定の風格が感じ取れる。
 私は押越南で右に曲がる。やはり対面2車線黄色センターラインの道が続いていて、こちらも交通量が多い。このあたりは水田と住宅地が半々ぐらい。開業医の隣にチェーンのドラッグストアがあったりする。すぐ右前方に大垣共立銀行の縦型の緑看板が見え、その向こうに十六銀行の赤い看板もあった。1991年6月開設の養老支店は、この町唯一の十六銀の店舗である。石畑の手前で養老町の中心部が近いことを知らせてくれた、あの赤い看板のそばまで、私はようやくやって来たのであった。
 自転車で近付くと、大共の敷地の手前に関心を引くものがあった。押越出張所の南側隣地は舗装された空き地で、「ハッピー養老タウンお客様駐車場」と書いた立札が立っているが、ロープで塞がれている。ハッピー養老タウンというのは、閉店したスーパーマーケットの名前である。ヤナゲンストアー養老店として、現大共押越出張所の北側に1976年に開業したが、2010年1月に閉店した。もともと店舗は平屋建てだったが、1990年10月に2階建て4700uと3倍に増床し、その際に大共養老支店の店舗外ATM[ヤナゲンハッピー養老タウン]が設置された。2010年1月の平和堂養老店(ヤナゲンハッピー養老タウン改め)の閉店と同時に、大共のATMも廃止されている。
 ヤナゲンについて解説を加えておこう。もとは明治時代に大垣で創業した呉服店で、戦後にデパートを開業して躍進した。メインバンクは大垣共立銀行で、大垣駅前にあるヤナゲン本店の1階には、現在も大共の大垣駅前支店が入居している。1990年代後半から業績が下降してスーパー部門の分社化などが行われ、2005年には滋賀県地盤のスーパー、平和堂の傘下に入った。現在では大垣駅前の百貨店と大垣市郊外の家具店を各1店運営している。ヤナゲンのスーパー部門は分社化後、平和堂子会社との合併を経て、現在では平和堂の本体に吸収されている。

 大共の店舗の横に自転車を置いていたら、ギーッとブレーキ音がしたかと思うと、「通ります」と言って女性の自転車が後ろから私の横を走り抜けていった。ああびっくりした! 私は少しぼんやりしていたようだ。邪魔をしてしまった。
 押越出張所の建物は少し面白い形になっていて、前から見ると敷地の形に合わせて丸まっている。上から見ると、Dの字を潰して平たくしたような形をしている。丸めた壁面の下に、V字形にガラスを組み合わせた出入口兼風除室がある。直角二等辺三角形の風除室のおかげで、道路側と駐車場側の両方から入れるようになっている。自動ドアを2枚通って風除室を抜けると、広々としたロビーであった。グレーの2人がけのソファが3脚並んでいる。すでに3時を回っているから、窓口の部分にはシャッターが下りているが、この時間にくつろげるのはありがたい。
 私はここに来るまで、大共は将来的には養老支店をここに移転して統合する計画ではないかと思っていたが、どうも違うようである。押越出張所は建物を見ると狭小で、相談ブースなどもなさそうだし、はじめから出張所としてつくられた建物であると思われた。なお、押越出張所の窓口が営業している様子を後日見たが、シャッターが開くといきなり窓口のカウンターという配置で、大共の有人出張所としては標準的なスタイルであった。
 キャッシュコーナーには4台分の機械枠があるが、2台しか入っていない。ATMの機種は沖電気の「バンキット」。向かって右側の1台が手のひら認証対応であった。機械を操作。15:50、養老支店押越出張所を制覇した。
 制覇作業で入金をする際、ATMで「確認」のボタンを押さなければいけないところ、誤って「金額指定」のボタンを押してしまった。致命的ではないけれども、操作が一手間増えてしまった。頭に回るハズの栄養がもはや体内から搾り出せないようだ。

 養老支店押越出張所は、1990年12月に現在地に開設された。

50-1.jpg

 【注】大垣・ごうど・あんぱち・海津・養老・不破の各JA。
posted by 為栗 裕雅 at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 大垣共立銀 岐阜県海津市+2町完全制覇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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